家を建てる時に、参考になるかな?ブログ

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断熱材について

最近の家はどこも高気密、高断熱をうたってますよね。

 

暖房や冷房の効率を良くするために重視されています。あわせて、結露をおさえられるかも重要になります。木造だと、結露がカビやシロアリ発生の原因になりますので。。

 

調べてみると、大手はグラスウールを採用しているところが多いです。

後は硬質ウレタンや、発泡ウレタンなど各社の特色があります。

 

グラスウールは、密度、厚みによって性能が変わるみたいですね。施工が適当だと壁の中でズレたり、結露したりすると聞きます。

ちなみにミサワホームで建てた知り合いの家は、冬暖かく快適でした。

 

個人的には、1番安定する断熱材は硬質ウレタンだと思っています。(あくまで個人的です)経年劣化が少なそうだし、結露にも強そうです。ただ、形を合わせて一個一個カットすると考えると、コストはかかりそうです。サイズ間違えたらすぐに隙間ができそうだし。

 

西甲府住宅は発泡ウレタン(アクアフォーム)です。

現場で隙間なくウレタンを吹き付けます。まだ冬を越してないのでなんとも言えませんが、機密性はかなりありそうな感じはします。

大手のハウスメーカーで、発泡ウレタンに断熱材を変更すると、かなりのコストアップになるようで、人によっては高級な加工を採用したねという人もいます。西甲府さんはスケールメリットで安くできるんでしょうね。

個人的に発泡ウレタンには魅力を感じてます。でも、割と新しい技術のようで10、20年経った時のサンプルが少ないんですよね。どうなっているかの不安はあります。

ちなみに発泡ウレタンにもアクアフォームかアイシネンかという議論がありますが、ネットだとアイシネン派の組織票が多過ぎてアテになりません。掲示板を読んでいると気持ち悪くなります。

 

私は、大手はなかなか手を出せない次世代技術という事で発泡ウレタンに賭ました。(大手は安定思考で実績が少ない技術に手を出さないだけかも知れませんが。それか、グラスウールメーカーとの癒着か   笑)

 

色々不安はありましたが、加工の現場を見てかねり安心しました。加工前と後の写真を見ると、詰まり具合がよくわかります。ちなみに天井は厚めに依頼しました。

2×4とは相性が良さそうです。合板に吹き付けてました。破片が床下に落ちてたので、経年劣化はそれで確認していこうと思います。

 

大工さんの話では、加工した後は本当に建物が暖かくて暖房がよく効くと言ってました。言われてみると、引渡し後に真冬でないにしろ何日かやや寒い日もありましたが、たしかに暖かかった気がします。この性能がながく続くことを祈ります。

 

ちなみに、高気密のせいなのか割と家の中の音が響きます。その分外にはあまり漏れてない気がします。(うちは特に窓にシャッターを付けたので)別に全く苦にもならないし、子どもたちが何をやってるのか何となくわかるので良いのですが。気になる人は確認してみた方が良いかもしれません。

 

↓加工前と後の写真。2×4材の間に本当に隙間なく埋まっているのがわかります。

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